リサーチ活用例

業種別の利用シーン

化粧品会社 基礎化粧品などを主力製品としている化粧品会社が、インターネット通販事業を強化することで、あらたな顧客層の獲得を目指すような場合があります。この状況でのリサーチの目的は、「自社ブランドの現在の認知度を把握すること」「現状の製品に対するイメージを把握すること」「購入動向(必要な成分や価格帯について)を知ること」「インターネット通販の利用状況を理解すること」などが...
製菓会社 これまで市場になかった、斬新なコンセプトの新製品開発を目指している製菓会社などでは、「新コンセプトが市場に受け入れられるのか(売れるか)」「ターゲット層(年齢・性別等)が正しいか」などを検証することがリサーチに求められます。また、判明したターゲットへの「効果的なアプローチ手法は何か」についての情報も収集します。 新製品を開発する際、多くの企業では、グループ...
旅行会社 宿泊手配や旅行情報収集などの手段がインターネットに移行した現在、旅行会社にとって「自社Webサイトへのアクセスを増やすこと」が目標だといえます。そのため、常に自社のWebサイトへの評価を確認し、消費者が望む情報やコンテンツを提供しなければなりません。 そこで必要となるリサーチは、「自社サイトの良さ・悪さを把握すること」「競合他社サイトの良さを把握すること」...
自動車販売会社 自動車販売会社などの展示スペースを持つ企業では、多くの場合、集客イベントを行っています。しかし、来場者が「実際にどのように感じているのか」を把握することは難しく、アンケート用紙を渡しても、なかなか記入してもらえません。また、記入を強制するわけにもいかないため、回収率が著しく低くなってしまうことも課題です。 このようなケースには、「ミステリーショッパー」が向...
生活家電メーカー 「デプスインタビュー」は、調査対象者とインタビュアー(モデレーター)による1対1の面談式のインタビューで、「パーソナル・インタビュー」とも呼ばれます。特に個人の深層心理や感情、考えなどを聞き取るときに有効で、知らない人と話すのがためらわれるような内容であっても、じっくりと聞き出せるメリットがあります。たとえば、生活家電メーカーが「主婦向けの新製品」を開発中の...
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目的別の利用シーン

ブランドイメージ戦略の見直しのための情報収集 生命保険会社や損害保険会社などは多くの契約者がいて、アンケートや聞き取り調査が可能なため、「契約者からの声」を比較的拾いやすい環境です。しかし、新規契約のためには、「契約者以外の声」も欲しいところです。たとえば、「自社に抱いているブランドイメージ」や「同業他社に抱いているイメージ」が把握できれば、今後のブランド戦略の基礎データとなり、同時に「現在契約している...
会員数増加・会員の退会防止をする新サービスを探る 登録会員に対してWebサイトや情報誌で商品を販売している通販会社などでは、会員数を増加させるため、あるいは既存会員の退会を防止するために、新しいサービスの提供が求められています。 そのためリサーチの目的は、「現状のサービスのどこに魅力を感じているのか」や、逆に「不満を持っているのか」、さらには「望まれるサービスやコンテンツは何か」「他社の利用状況」などを把...
一般消費者から新製品に対する評価を収集 ホームユーステスト(HUT)は、「製品を実際のターゲット層に一定期間使用してもらい、その結果や感想を得る」というリサーチ手法で、新製品の開発中によく行われます。実際に使用される現場である“自宅”で、しかも“消費者自身”が行うため、製品が厳しい目にさらされることになり、自社のテストでは気づかなかった点が発見される場合もあります。 このリサーチでは、製品に合わ...
新商品の市場の受容性を計る 激しい競争を繰り広げる飲料市場には新商品がどんどん登場してきますが、一方で消えていく商品も多々あるため、一定のシェアを保っている飲料ブランドがある飲料メーカーが同ブランドのラインアップを増やすことがあります。 しかし、やみくもに商品を加えるわけにはいきません。「現行ブランドの市場でのポジション」や「購入実態」を正確に把握し、新商品は「販売中の商品に対する不...
高品質製品の開発 日本人のライフスタイルは多様化し、個々の製品に対するニーズもますます細分化しています。単に「高機能」とか「低価格」といった特徴だけではモノは売れません。そのため、音響機器など消費者のこだわりが強い製品では、いわゆるニッチ・マーケット向けの製品も求められており、「音質」はもちろん、「操作性」「機能」「サイズ」「デザイン」など、多くの面に着目して開発する必要があ...
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課題別の利用シーン

試作品の持つ商品力の検証 加工食品を製造・販売するメーカーでは、新商品に対する消費者からの意見を集めるために「会場テスト(試食)+アンケート」を行うことがあります。一般消費者に試作品と他の商品を比較してもらうことで、純粋な商品力を見極めることが目的です。 その手法は、開発中の試作品(冷凍食品や加工食品など)と同社の既存(販売中)商品、さらには他社製品を用意し、いずれもブランドがわか...
営業・セールスに役立つデータの収集 商品のニーズを把握することは、個人の消費材だけでなく企業間取引でも大切です。たとえば、オフィス用品・家具などを取り扱う企業ならばビジネス現場の意見を収集しなければなりません。 近年、パソコンの長時間使用で肩、腰、目などがつらいと訴える人が増えていたり、「座りっぱなし」が健康によくないということが医療業界から指摘されたりと、健康的なオフィス環境への改善は、企...
一定世代の加入促進 広告出稿後に「ターゲットにアプローチできているか」「消費者心理がどのように変化したか」などをリサーチすることがあります。これは、広報宣伝活動がうまくいっているかを判断するとともに、今後の計画にも大きく影響しますので、とても重要なデータとなるはずです。 たとえば、20歳代の加入率が低いことが問題となっているカード会社が、インターネットのターゲティング広告やテ...
来店者の増加/売り上げの増加/リピーターの獲得 飲食店チェーン店は、激しい競争にさらされていますので、常に「売り上げ増」「来店者の増加」などの課題を抱えています。消費者マインドの変化が激しい現代は、定期的に検証しなければなりません。 こういった場合のリサーチの目的は、「来店の動機を探る」「現状への不満を把握する」などですが、それに向けた仮説を立ててアンケートを実施すると効果的です。たとえば、「また来たい...
各種統計データの作成 自らリサーチを行ってきた企業・団体であっても、これをリサーチ会社に任せることで大きなメリットを生み出します。たとえば、省庁や地方公共団体、研究所などの依頼でアンケートや研究、分析などを行ってきた団体の場合、長年にわたって作成してきたリストを使って「郵送調査」や「電話(FAX)調査」などを行っているかもしれません。しかし、これはとても非効率です。 近年、リサ...
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