リサーチ手法で選ぶ

インターネットリサーチ

インターネットリサーチとは

インターネットリサーチとは、オンラインで行う調査のことです。インターネットリサーチは、モニターと呼ばれる回答者にWeb上で質問に答えてもらいます。 年齢や性別などの属性を条件に設定し、調査したい特定の層に向けてピンポイントでアンケートをとることも可能です。

メリット

  • 短期間に調査の実施からアンケート拐取まで可能
  • 幅広い属性に対しアンケートができる
  • ダミーテキストダミーテキスト
  • 多くの回答数が得られる
  • 低コストで行える

デメリット

  • 虚偽登録者による悪質回答の懸念
  • 高齢者などインターネット利用者が少ない層の調査には不向きなため、回答者に偏りの恐れがある

こんなときにおすすめ

インターネットリサーチの強みは、スピーディーで広域的に調査ができる点です。すぐに回答を得たい、感触を探りたいという場合に大きな効果を発揮します。

グループインタビュー/デプスインタビュー(FGI/DI)

グループインタビュー/デプスインタビュー(FGI/DI)とは

グループインタビューは座談会形式で行われ、対象となる商品やサービスについて自由に意見を出し合ってもらう方法です。 デプスインタビューは1対1でのインタビューを行い、ひとつのテーマに対して考え方やプロセスについて掘り下げていくことを目的としています。

メリット

  • 対象者の生の反応を肌で感じることができる
  • ひらめきや直感が得られる(グループインタビュー)
  • デリケートな話題が聞ける(デプスインタビュー)

デメリット

  • モニターによっては他人の意見に左右されてしまう可能性がある
  • 司会役のモデレーターの技術が成果に影響する
  • 個人個人に深く話しを効くことができない(グループインタビュー)
  • 1人ずつインタビューを行うので、調査完了までに時間がかかる(デプスインタビュー)

こんなときにおすすめ

グループインタビューもデプスインタビューも、ひとつのテーマに対して深く追求したいときに適しています。
グループインタビューでは複数人で話し合うため、他の参加者の意見から見落としていた点に気づいたりするなど、リアルな意見が出やすくなります。
デプスインタビューは他の人とは意見を共有しにくい病気などといったテーマでの活用に適しています。

グループインタビュー/デプスインタビュー(FGI/DI)を扱える企業一覧

会場調査(CLT)

会場調査(CLT)とは

予め用意された会場へモニターを集めて調査する方法です。発売前の商品を実際に使ってもらったり、試食してもらうことで感想を直接集めることができます。

メリット

  • ユーザーのリアルな反応を得られる
  • 情報漏洩のリスクを抑えられる

デメリット

  • 普段の生活の中のように、リラックスした状況でその製品を試すことができない
  • 会場の手配、設営といった、運営上の手間がかかる

こんなときにおすすめ

ターゲットとしている層に直接商品を見てもらえたり、体験してもらいたい場合に役立ちます。また、開発段階で最終的な方向性を絞り込みたい商品に対して、実際に試してもらった上での感想を商品に反映したい場合に適しています。

ホームユーステスト(HUT)

ホームユーステスト(HUT)とは

新商品や試作品のサンプルなどを調査対象者に渡し、実際に家庭で使用してもらう調査です。普段の生活に近い環境の中でテスト品を使用してもらい、使用感や評価などを集計します。

メリット

  • 商品を実際に使用するので、実感に基づいた回答が得られる
  • 会場調査に比べてテスト製品の種類を多くできる
  • テスト時間をモニターが任意に選べるため、対象者のリクルートがしやすい

デメリット

  • 作業工程が多くなるため、他の調査と比べて時間を要する
  • 機密性のある商品の調査にはリスクがある
  • モニターが途中で離脱するリスクがある

こんなときにおすすめ

自宅で使用してもらうため、日常生活を通じて利用してもらいたい場合や継続利用して欲しいケースに適しています。
自社の新製品の評価はもちろんのこと、ユーザー視点での問題点や改善点の指摘、他社製品との違いといった面を把握できます。

ホームユーステスト(HUT)を扱える企業一覧

海外リサーチ

海外リサーチとは

海外に新しい事業を展開するときや新商品の販売を行うときに、事前に現地の感触を知ることができるのが海外リサーチです。調査方法にはインターネット調査や会場調査、電話調査、訪問調査などがあります。

メリット

  • 自社製品が海外で受け入れられるかを知ることができる

デメリット

  • 国内のリサーチと比較してコストが高い

こんなときにおすすめ

海外リサーチは、土地勘のない国や地域で新しい事業を行いたいときに、現地の感触を知るための有効な手段になります。特に英語圏以外の国や、日本ではなかなか現地の文化や環境を把握しにくい地域の場合に海外リサーチが役立ちます。

海外リサーチを扱える企業一覧

デジタルマーケティングリサーチ

デジタルマーケティングリサーチとは

ウェブ媒体、メディアを通じて自社商品やサービスのプロモーションを行うマーケティング手法です。

メリット

  • PV、Click数、CV数といったウェブ効果指標や、その広告がどの属性に、どの程度到達したかを正確且つ、即実に検出することができる

デメリット

  • 誰でも参戦することができる分、競合が多く存在する

こんなときにおすすめ

ウェブに関することはもちろんのこと、Eメールやスマホアプリ、SNSデータの活用といったあらゆるデジタルツールを包括的に分析したいケースにおすすめです。

セルフ型リサーチ

セルフ型リサーチとは

調査票の作成、回答の回収、集計、分析をリサーチ会社ではなく、ユーザー自身で行うリサーチ手法です。

メリット

  • 会員登録するだけで、誰でも簡単に行うことができる
  • リサーチ会社に頼む場合より、納期が短縮され、費用コストも抑えることができる

デメリット

  • ユーザー自身でリサーチを行うため、モニターの準備も自身で行わないといけなくなる

こんなときにおすすめ

初めてのリサーチ実施などでコストをあまりかけたくない場合におすすめです。今までリサーチになかなか予算を割けなかった方々も、お試しで始めることができます。

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